2025年度「プログラミング言語1」のページ

発展問題

2025年5月8日出題

  1. p q が素数で p + 1 , p + 2 , , q 2 , q 1 がすべて合成数のとき、 p + 1 , p + 2 , , q 2 , q 1 を素数砂漠という。この素数砂漠の長さは q p と定める。素数砂漠の長さは素数砂漠に属する合成数の個数よりも 1 大きいことに注意すること。

    たとえば、 14 , 15 , 16 , は素数砂漠である。なぜなら、 13 17 は素数であり、その間にある 14 15 16 も合成数だからである。

    素数砂漠の長さに上限はない。すなわち、どんな正整数 n に対しても長さが n 以上の素数砂漠が存在する。このことは簡単に証明できる。

    1. 2 以上の整数 x を入力し、 x の値に応じて以下のとおり動作するプログラムを書け。

      • x が合成数のとき、 x が属する素数砂漠の長さを出力する。
      • x が素数のとき、0を出力する。
    ヒント
    n 以上の最小を素数を見つけるには、たとえば、 in から始めて、素数でない間 i1 ずつ増やしていけば良い。

奈良女子大学生活環境学部文化情報学科生活情報通信科学コース